アメリカのアウトドア・キャンピングカルチャー

アメリカのアウトドア・キャンピングカルチャー

アメリカのアウトドア・キャンピングカルチャー

アメリカのアウトドア・キャンピングカルチャー

 

そろそろ夏が近づいてきています。素晴らしい国立・州立公園が数多くあるアメリカでは、夏といえばアウトドア。大自然の中でキャンプしながら、ボート、フィッシング、ハイキング、マウンテンバイキング、バーベキューなどを楽しむ文化があります。

 

アウトドアのアクティビティーは、キャンピングカー等を使って行く場合が多く、飛行機や電車での旅行とは違って、直接行きたい場所へ行きたい時に、自分で好きなように運転して行けるため、自由を好むアメリカ人の文化にピッタリのようです。マウンテンバイクやバーベキュー道具など、自分の好きなものを持っていけますし、車内には台所や冷蔵庫、ベッド、シャワー、トイレ等揃っているので、自分のスペースがあり、とても快適です。

 

キャンピングは、ホテルなどに泊まらず、安く余暇を楽しめる手段として、例え景気が悪い時でも人気が衰えることはありません。統計によると、全米で毎年約4千万人以上もの人々がキャンピングカーや車を運転してアウトドアを楽しんでいます。こういった人々のために、全米各地の自然公園などでは、キャンピングカーやトレイラー等の駐車スペースが備え付けられ、キャンプ場やハイキングトレイル、バーベキュー設備なども整備されています。

 

 

 

キャンピングカーは以前からアメリカ各地を旅する手段としてよく利用されていました。リタイア後、夫婦でゆったりアメリカ横断旅行などする人々もいます。自分の車の後ろにつなげて引っ張って移動する小型トレーラータイプのものから、内装がまるで家の中のような大型のラグジュアリーモーターホームタイプまで様々です。

 

 

RV(リクリエーション車)産業組合の統計によると、最近ではキャンピングカーの売上に新しい傾向がみられるとのことです。以前は、国立公園など離れた場所に行くと、街中に居る時のようにインターネットに繋がることができず、不便な面もあったのですが、近年のスマートフォンや4Gデータコネクション等のテクノロジー発展の影響で不便さが減り、キャンピングカーの売上が増し、そして購入客の半数以上は若い世代が占めるようになったとのことです。

 

キャンピングカーの売上げは2009年の経済危機の時期以降、過去にない勢いで上昇しています。売上は2017年は前年比で17%も伸びており、1年間で50万台以上が売れ、そして5年前から比べると倍増しているとことです。

 

このように、過去にないほど人気があるキャンピングカーですが、大型のものを自宅に駐車できるスペースがある人はあまりいません。ですが、広いアメリカでは、キャンピングカーやボートなどをも停めておくことができる特別な大型駐車場があちこちにありますので、駐車場の心配もありません。

 

 

この広大なアメリカでは、湖のほとりや森林など、豊かな自然のなかで、キャンピングカーといった自分だけのスペースを持ちながら移動し、時間等に拘束されず自分の好きなルートで旅行できる自由さが、アメリカ文化に合い、これからも人気が衰えることはないようです。