2018年に向けて更に勢いを増すアメリカ不動産マーケット

2018年に向けて更に勢いを増すアメリカ不動産マーケット

2018年に向けて更に勢いを増すアメリカ不動産マーケット

2018年に向けて更に勢いを増すアメリカ不動産マーケット

 

そろそろ2017年も終わりに近づいてきていますが、こちらアメリカでは、不動産マーケットが勢いを増していることを示すデータがいくつも公表されています。

今月に入って公開されました、5つのチャートを使った興味深い記事があり、皆さまにご紹介したく、以下、簡潔に要約し、翻訳してみました。(ブルーンバーグ社より公開された「Here Are Five Charts Showing U.S. Housing Momentum Entering 2018」(https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-12-22/here-are-four-charts-showing-u-s-housing-momentum-entering-2018)です。)

 

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アメリカの住宅不動産マーケット事情は、新年に向けて、上向きの状態が続いています。住宅建設業者は楽観的です。供給数が少ない中、需要は強く、住宅価格は上昇し続けています。先週トランプ大統領が署名した税制改正法は、それほど住宅購入者の需要に影響を与えないものとなりそうです。以下、住宅不動産マーケット状況に関し、2018年のスタートを見ることができる5つのチャートをご紹介します。

 

1.好調な住宅販売

中古住宅販売はこの11月、エコノミストたちの予測をかなり上回り、過去10年で最も高い水準を記録しました。高価格帯の物件が多く販売されました。特に大きいサイズのシングルファミリー住宅やコンドミニアムが多く売れています。

 

 

新築住宅販売数も、アメリカの殆どの地域で、過去10年で最も高い水準です。この急激な販売の伸びは1992年以来のレベルです。

 

 

2. タイトな供給状況

住宅需要が非常に高まる中、供給は以下のグラフの通り、とてもタイトな状態です。全国不動産業協会(National Association of Realtors)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏によると、11月現在の供給月数は3.4となっており、この数値は1999年以来の水準です。

 

 

3. 増加し続ける住宅着工件数

住宅着工件数は、グラフで示されている通り伸び続けており、住宅建築業者の楽観指数も上向き続けています。一番の上昇が期待されているシングルファミリー住宅の着工件数は、過去10年でもっとも高い数値となっており、建築許可申請数も2007年8月以来の速いペースで増加しています。

 

 

4.上昇し続ける住宅価格

S&P/ケース・シラー20都市圏住宅価格指数は、住宅価格が上昇し続けており、現在、2014年以来最も高い水準にあることを示しています。住宅価格が高水準にあることで、より多くの物件がマーケットに出され、現在のタイトな住宅供給状況が緩和されるだろうとの見方をするエコノミストのコメントも出ています。

2018年のワイルドカードといえば、税制改正です。100万ドルまでの新規モーゲージの利息に対し控除がありましたが、それが75万ドルまでの上限となりました。これだけの金額のモーゲージを持つアメリカ人はそれほど多くないかもしれませんが、税金の項目別控除よりも基礎控除を選ぶ人が増えることになりえます。家を買って控除を利用するインセンティブが減ることにつながる可能性もあると考えられます。ですが、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーのエコノミストは、税法が住宅市場の動きや価格を押し下げたとしても、米国経済全体に大きな影響を及ぼすとはおそらく考えられない、とのコメントを出しています。

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