今回は、現在検討中の案件視察のため、中米コスタリカへ行きましたので、皆さんに写真と映像でご紹介させていただきます。
コスタリカ共和国は、中米でも特に平和的で環境保護にも熱心な国として知られています。常備軍を持たない憲法や安定的な経済発展で、中米の楽園とも呼ばれているほどです。人々は穏やかで優しく、そして非常に安全なコスタリカは、北米アメリカ・カナダやヨーロッパからの観光客が多い、人気の旅行先の1つです。特に北米からは時差が少なく、アメリカ人の別荘がずらりと立ち並ぶ地域もあるほどです。
今回訪れたのは、プラヤ・グランデという浜辺の地域です。プラヤ・グランデは、サーフィン、美しいビーチ、そしてそのビーチにやってくるオサガメの産卵地としても有名です。オサガメは世界最大のカメで、大きいものは体長2メートル近く、重さは約900キロにまで達するものもあるとのことです。
コスタリカ政府は環境保全に非常に厳しく、近年、地下水の状態や、動植物、特にカメに関し、詳しい生態環境調査結果が出るまでは、この近辺の海岸地区の開発を全て一旦保留とするモラトリアム期間を設定していました。それがつい最近、カメの生態に影響が出ずに開発が許可されるエリアが明らかにされ、このプロジェクトが開始できることとなったとのことです。
カメの保護のため、海岸線から75メートルまでの土地は政府が管理します。今回視察した案件は、その先の約2.7ヘクタールの土地に、5ベッドルームに囲まれたにプールのある別荘ヴィラを、合計14戸建築するプロジェクトです。コスタリカのビーチを楽しめ、更に珍しいオサガメの産卵を見学できる、世界でも非常に貴重な立地条件となっています。
以下、デベロッパーのアーサーさんがプロジェクト予定地を案内してくださいました。こちらは敷地の入り口部分になる所です。
広い敷地の中には、一本だけ、政府の環境保護規制の関連で、切ってはいけない種のものが生えているそうで、現地のエンジニア、マリッサさんが説明してくださいました。敷地の後ろ側にあたる場所に一本だけ生えているので、プロジェクトには影響ないそうです。以下の写真にある左手前の木が保護対象の木です。この土地の開発許可は、コスタリカ政府が厳密な環境調査をした結果出ている、ということが伺えます。
こちらが海への小道です。海岸線からの75メートルの土地は、政府の自然環境保護区間で、政府が所有・管理しており、開発禁止部分です。
原生林が生い茂る政府保護区間を歩くと先には、いよいよ海亀など珍しい動物がやってくる、美しいコスタリカのビーチが広がっています。
デベロッパーのアーサーさんとエンジニアのメリッサさんがプロジェクトについて説明してくださっているビデオがありますので、以下でご覧になられます。(*自動的に字幕が表示されない場合は、右下の字幕ボタンを押して下さい。)
そしてエンジニアのメリッサさんが、ドローンを使用して、プロジェクト予定地と周辺を撮影してくださった素晴らしい映像もあります。以下ご覧ください。
投資家の皆様に素晴らしい案件をご紹介できるよう、努力しております。
今後ともお付き合いのほど宜しくお願いいたします。